NY

2017年04.28-05.03

いろんな国を訪れてきましたがアメリカにはあまり縁が無く、
海外旅行21年目にして初めてのアメリカ。(グアム・ハワイを除いて)
でもそこは”アメリカ”というよりもむしろ”NY”という一つの国としての
存在感が漂っていました。
想像に過ぎませんが日本で言うそれぞれの市の関係よりも、アメリカは州単位で
まるで異国かのように特色が異なっているのでしょう。後から振り返れば、40歳になって数ヶ月後のタイミングでNYを訪れた事は、
自分の在り方や国籍を超えた人の尊厳についてなどを考えさせられる
節目にふさわしい旅となったのです。わずか1週間程度の滞在で語ることは出来ませんが、短い滞在期間中にたくさんの
新しい感覚を得る事が出来ました。


想像よりずっと治安がよく、自然もあり、川があり、ゆったり。
宿をマンハッタンではなくブルックリンにしたことも大きいと思いますが、
最先端・ハイスピードというよりもそこにはしっかり日々の営み、暮らしが溢れていて
のびのびと滞在できました。一番他国と違うなと感じた事は、異国人扱い、観光客扱いされない事です。
どこに行っても地元の人と同じように扱われる。それは様々な人種がいるのが
あたりまえの都市ならではのことでは無いでしょうか。
そのぶん”自分”が無い人に取っては暮らしにくい場所かもしれません。一番素敵だなと感じた事は人と人の距離。なんでしょう、独立しているということは決して
人間関係が希薄ということでは無いのだということを実感しました。
人種を超えたフレンドシップ、コミュニケーションが当たり前に存在していて、
だれも他人を過剰意識していない。日本人、アメリカ人、というより地球人というくくり。
若者がお年寄りや赤ちゃん連れに対してスマートにサポートしている姿を良くみかけました。
大都会と呼ばれる都市でこんなに人が温かいんだなーと感動しました。日本人は育って行く中で様々な枠を植え付けられ、そして大人になると今度は
その枠を外す作業を強いられますが、NYのような所で育つとそもそも枠を植え付けられるという
過程がもっと少ないのだろうと感じました。その枠は時に自分を保護してくれますが、やはり世界を知り枠を外して行くという作業が
ひとつの大きな生きる意味なのです。少なくとも私にとっては。

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